【演技紹介 No.6】 サン=サーンス作曲『死の舞踏』

こんにちは、まるです!


名前だけ見ると少し不吉感がある…
『死の舞踏』

…ですがフィギュアスケートでは
定番の名曲です!!

この曲名を見るとわくわくする方も
多いのではないでしょうか?


今回は
サン=サーンス作曲の『死の舞踏』
の曲の概要とおすすめプログラム
を紹介します!


リストの『死の舞踏』とは
全く違う魅力をお楽しみください♩

※ あくまで私の視点・感性を基準に
 紹介していますので、ご参考までに;)
 皆様それぞれの感じ方をお楽しみください

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サン=サーンス『死の舞踏』の概要

『死の舞踏』(しのぶとう、フランス語:Danse macabre)作品40は、カミーユ・サン=サーンスの作曲した交響詩である。サン=サーンスの作曲した4つの交響詩の中では最も有名な作品である。(中略)
フランスの詩人アンリ・カザリス(英語版)の奇怪で幻想的な詩に霊感を得て、1872年にまずは歌曲として作曲され、1874年に管弦楽曲としてまとめられた。午前0時の時計の音とともに骸骨が現れて不気味に踊り始め、次第に激しさを増してゆくが、夜明けを告げる雄鶏の声が響きわたるや墓に逃げ帰り、辺りが再び静寂に包まれるまでを描写的に描いている。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


死神が奏でる音楽と、
現れた骸骨の奇怪なワルツを
描写した作品です。

フィギュアスケートとサン=サーンス『死の舞踏』

ここからは、私まるの
フィギュアスケート的な視点から
サン=サーンス『死の舞踏』
を紹介します!

曲・音楽の解釈について

同じ構成の旋律が楽器、伴奏、
テンポ、音の強弱を変えて
演奏される箇所がいくつかありますが、
1曲の中に起承転結があり、
ストーリー性がとても感じられる曲です。
(原曲は7分強です)

音楽の特徴、フィーリングとしては

  • ワルツのリズム
    リズムを取る音が
    1 2 3 12 3 という部分と
    1 2 3 1 2 3という部分が
    かなり混在しているように感じました

    (もしかしたらよくあることかもしれません…!)
  • テンポは全体的に早めだが、
    フレーズによってはゆったりな部分も
  • 強い音もあるが、全体的に
    一音一音の繊細さが感じられる
  • メロディから奇怪さと優雅さ、
    一見相反する特徴の両立が感じられる

と個人的には感じました。

最後の盛り上がる部分が
大好きです!聞いてるだけで
心拍数上がります!!
ここにステップを持ってくる
選手が多いです。


音源としての使いやすさに関しては、
選手の音楽表現の力量次第
大きく変わると感じています。

曲自体はとてもドラマチックで
盛り上がりがあるのですが、
全体的にテンポが速く、
音の量が多いため

曲全体の音の量に対して
選手がどれだけの音の量を表現できるか

によってプログラム全体の音楽表現の
印象が左右されると感じています。


もちろん表現の質(動作の多彩さや美しさ)
も大事ですが、
取る音の量が少ないと
音楽の特徴を十分に表現できず、
『曲負け』してしまう可能性があります。

曲は盛り上がっているのに、
滑りや表現は質素…
と感じられてしまう可能性ありです。

この曲に限らず、
テンポの速い音楽に共通する
難しさだと思います。


ただ、その分
多くの音を取れており、
音楽の特徴を表現できているプログラムでは、
音楽の良さと選手の表現力で
かなりの相乗効果が生み出されます
!!

見ている限りでは、
ショートプログラムや3分以下の
プログラムで使われる事が
多い印象があります。

音楽の解釈 (IN)の解説はこちら /

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おすすめプログラム

それではおすすめプログラムを
紹介していきます!

ルール的な観点も織り交ぜて
紹介していきます!
演技構成点の解説は \こちら/

各演技は
選手名 (英語) 年度 SP(またはFS)
等でYoutubeで検索してみてください♩


※ あくまで私の視点・感性を基準に
 紹介していますので、ご参考までに;)
 皆様それぞれの感じ方をお楽しみください♩

キム・ヨナ選手

Yuna Kim
2008-09シーズンSP
おすすめ演技
2009 世界選手権 SP


表情や動作のめりはり、
しなやかさで
奇妙で繊細な音楽の特徴や雰囲気を

表現しています。


曲の始まりと共に
骸骨が息を吹き込まれたような動きで、
一瞬にしてキム・ヨナ選手の
世界に引き込まれます。

表情や目線で
巧みに雰囲気を作り出している
ように感じます。

トゥを使った繊細な音の表現や、
長い手足を活かしたしなやかな動作で
細かい音や緩急を表現しています

特に印象に残ったのは、

  • 最初の3F+3Tの後〜
    深いエッジのインイーグルまでの
    一連の動作
  • 猛スピードから入る
    高さと幅のある、流れのあるジャンプ

です!

太田由希奈 選手

Yukina Ota
2002-03シーズンSP
おすすめ演技
2003 世界選手権 SP

一つ一つの動作の美しさ、
しなやかさで
音楽の繊細さと緩急が表現されています。


腕一つ取っても
指先から手、腕、肩に至るまで
細やかに使える選手なので、
動作の美しさが際立ちます
ただ滑っている時でも美しいです。


また、全身の細かい動きから
クロス一つに至るまで、
ほとんど全ての動きが
音に合っています

個人的に印象に残ったのは、

  • 終盤で音楽が速く、
    激しくなるのに合わせて、
    動きが大きくスピードが速くなる部分
  • 最後のコンビネーションの
    キャメル姿勢の時に、
    大きい音に合わせて
    手で表現している部分

です!

ティモシー・ゲーブル選手

Timothy Goebel
2001-02シーズンSP
おすすめ演技
2002 オリンピック SP

無駄な力のない、
お手本のようなジャンプが
素晴らしいです!

とにかくジャンプが素晴らしいです!

体の使い方や止め方を
巧みにコントロールして

回転力を生み出しているので、
1Aや2Sに挑戦している
大人スケーターなどにも
とても参考になると思います。

音楽表現に関しては、
少しシンプルかなあ…
と感じる部分はありますが、

ジャンプが非常に素晴らしいので
もうそれで十分です。笑

ちなみにこの選手は
ISUの公式戦で初めて
4回転ジャンプを成功した選手です!

デニス・テン選手

Denis Ten
2013-14シーズンSP
おすすめ演技
2014 オリンピック SP


細かい音や音楽の緩急を
スケーティングと全身を使って
細かく、めりはりよく、

多彩に表現しています。


一連の動きの中で
足元と、手や首などの
足元以外の部分の
表現のタイミングを
絶妙にずらす
事で、
取れる音の量が違和感なく
増やせている
ように感じました。

ひねりの動きを所々に
取り入れる事で、
空間も大きく使っています。


特に印象に残っているのは

  • 曲の冒頭でストップする部分
    あの奇妙な動き一つで、
    『この先何が来るんだ…』
    と緊張感が生まれて、
    一瞬にしてプログラムから
    目が離せなくなりました。


  • とにかくかっこいいステップ
    全身を使ってあの速いテンポの音楽を細かく、
    時にダイナミックに表現しています。
    音楽の特徴を表現しているのに留まらず、
    音楽と表現の相乗効果が生まれています。


    とにかくかっこいいです!(2回目)

です!

音楽表現が素晴らしい振付と、
その良さが最大限に引き出された
素晴らしいプログラムでした!

最後に

いかがでしたか?

奇妙さとエレガントさ、
繊細さと激しさを兼ね備えた音楽なので、
表現の幅や深さが無限大だと
感じました。

同期がラストイヤーに
この曲を使っていたことも
あり、思い入れがある

曲の一つです!


次回は
オペラ『ラ・ボエーム』
『シンデレラ』
を紹介予定です♩

ラ・ボエームはもう少しお勉強してからにします

こちらの プログラム使用曲集 には
フィギュアでよく使用される楽曲のリスト

を載せています!
各楽曲のおすすめプログラムを随時紹介予定です♩

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