【演技紹介No.13】映画『ラ・ラ・ランド』② 〜 Gentlemen Ver.〜

こんにちは、まるです!

ミュージカル映画、
『ラ・ラ・ランド』

ラ・ラ・ランドのサントラを聞くと
思わず踊るか歌うかしたくなりますね!

ということで、今回は
映画『ラ・ラ・ランド』の
おすすめプログラム第2弾!
男性選手の演技を紹介します♪

第1弾の女性選手の演技は
こちらの記事をご覧ください:)

※ あくまで私の視点・感性を基準に
 紹介していますので、ご参考までに;)
 皆様それぞれの感じ方をお楽しみください♩

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フィギュアスケートと映画『ラ・ラ・ランド』

  • 映画『ラ・ラ・ランド』の概要
  • フィギュアスケート的な観点での曲紹介

はこちらの記事をご覧ください♪

おすすめプログラム

それでは早速おすすめプログラムを
紹介していきます!

ルール的な観点、特に
『PCS5項目の何がどう良いと思ったか』
を中心に書いていきます!

演技構成点の解説は \こちら/

各演技は
選手名 (英語) 年度 SP(またはFS)
等でYoutubeで検索してみてください♩


※ あくまで私の視点・感性を基準に
 紹介していますので、ご参考までに;)
 皆様それぞれの感じ方をお楽しみください♩

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山隈太一朗 選手

Taichiro Yamakuma
2018-19シーズンFS
おすすめ演技…
2018 全日本

注目ポイント

最初の15秒ですでに感じられる、
音楽表現の細かさと多彩さが光る演技です。

IN(音楽の解釈/タイミング)
かなり細かい音まで取っている上に
アクセントのある動きでバシッと合わせたり、
音のまとまりを連続した動きで表現したり、
絶妙にずらして裏拍をとったりと、
多彩な方法で音や音楽を表現している
ので見ていて全く飽きません!


もはや彼の動きで
新しい音に気づく程です!

CO(構成)
ネクタイを直したり帽子をおさえたりと
所々にチャーミングな振付が散りばめられており、
音楽の雰囲気に合っていて素敵でした。

また、本当にすごいと感じたのは
ジャンプの直前まで
これだけ音に合わせて滑っているのに、
音楽のリズムに影響されずに
きっちり跳べているという事です。

宮本賢二さんさんの振り付けです!

唐川常人 選手

Tsunehito Karakawa
2018-19シーズンFS
おすすめ演技…
2018 全日本

注目ポイント

繊細で柔らかな音楽表現と
ツルスケが美しく気持ちいい演技です。

SS(スケーティング)
唐川選手といえば
摩擦抵抗や途切れを感じさせない
ヌメヌメのスケーティング、
俗に言う「ツルスケ」ですね。

この選手は一歩一歩がとても丁寧で、
足やエッジが変わる際でも
瞬時に一番よく滑る位置に乗るのが上手

なので、滑りが本当になめらかで途切れません!

IN(音楽の解釈/タイミング)
音や音楽の細かい部分まで捉えており、
動作のタイミングもよく合っています!

特に前半の音楽がバラード調の部分は
音を優しくなでるような繊細な動作が
素敵だと思いました。

佐藤久美子さんの振付です。

マッテオ・リッツォ 選手

Tsunehito Karakawa
2018-19シーズンFS
おすすめ演技…
2018 全日本

注目ポイント
  • スケーティングスキル (SS)
    次の動作への移行がスムーズでシームレス。

    様々な動作をしながらでもブレない
    エッジコントロール
  • 構成(CO)
    はじけるような音楽に合った振付
    全身とリンクを大きく広く使ってる

ライブを見ているかのように楽しく、
全身の流れが途切れない

気持ちのいい演技です。

CO(構成)
序盤のしっとり聞かせるフレーズと
3A直後からはじけるように盛り上がって
そのまま最後まで突っ走るフレーズ。
それぞれの部分での動作や振付が
音楽の雰囲気に合っていますね。

ララランドの映画の中の
人気バンドのライブのシーンの
音楽を使用しています。

3Aの直後のノリノリの振付が
とても好きです!
本物のライブを見ているような
楽しい気持ちになります。

SS(スケーティング)
次の動きへの移行がとてもシームレスです!
膝の柔らかな使い方がうまく、また
全身をバランス良くコントロールできるので
体幹に影響を与える動きをしながらでも
エッジワークが疎かになりません。

シェイ=リーン・ボーンさんの振付です。

ナム・ニューエン 選手

Nam Nguyen
2018-19シーズンFS
おすすめ演技…
2019 Canadian National Skating Championships

注目ポイント
  • パフォーマンス (PE)
    表情や目線、動作全体から伝わる感情表現。

    ミスも少なく、演技全体の完成度が高い。
  • 構成(CO)
    PEでも評価される表情、目線、動作が
    音楽のコンセプトや雰囲気にとても合っている。

シーン毎の表現や感情がぐっと伝わる、
情感あふれるララランドです。

PE(パフォーマンス)

表情に目線、体の使い方や間の取り方など、
全身から感情や音楽表現が伝わってきます。
また、カナダ選手権では
ミスがほとんどなく、
演技が途切れなかった
事も含めて
完成度が高いです!

CO(構成)
こうした表現が
音楽そのものの雰囲気や
ララランドのコンセプトに合っている

事も、COでも評価されます。

もう1点、
理にかなった流れのあるジャンプ
も注目ポイントです!
跳ぶ前の軌道やスピードが
降りてからもそのまま生きています。

フリップとルッツの踏切も
とても明確です!

カート・ブラウニングさんの振付です。

最後に

いかがでしたか?

同じララランドでも
表現しようとしているキャラクターや
音の取り方や表現が違うので、
見比べると個性を楽しめますよね!


緊急事態宣言下で
思うように過ごせない日々が続きますが、
皆様が少しでもスケートを楽しめるよう、
私自身も楽しみながら
引き続き書いてまいります!

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

こちらの プログラム使用曲集 には
フィギュアでよく使用される楽曲のリスト
を載せています!
各楽曲のおすすめプログラムを随時紹介予定です♩

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