こんにちは、まるです!
3度目の緊急事態宣言とまん延防止策の延長が決定しましたね><
移動の制限やリンクの休業、
加えて冬季限定リンクの営業終了にと、
なかなか滑りに行けずもどかしく感じている方も多いかと思います。
しかし滑りに行けない今でも、
オフアイスでできる事はたくさんあります。
むしろ陸上での過ごし方次第で、
氷上での上達の早さやパフォーマンスが大きく変わったり、
フィギュアスケートに対する視野と視点がぐっと広げられると言っても過言ではありません。
新しい気づきが増えるほど、次に滑る時の夢が広がりませんか?
私は期待感がとても高まります!
本記事では、
オフアイスだからこそできる事を
ざっくり10個ほど紹介していきます!
目新しい事はないかもしれませんが、
はっと気づく事があるかもしれません:)
※ 長文です。目次から気になる項目にも飛んでいただけます♪
フィギュアスケートにおける「心技体」
本題に入る前に、スポーツの世界でよく用いられる言葉の一つ
「心技体」 について触れます。
この言葉は
- 心(メンタル)
- 技(テクニック)
- 体(フィジカル)
をバランス良く高めることで最大限の力が発揮できる、という教訓です。
今回は、この「心・技・体」のフレームに当てはめながら紹介していきます!
オフアイスの過ごし方10選
心(メンタル)
ここではフィギュアスケートに対する知識や感性的なもの、
自分自身のメンタルに関わるものをざっくり当てはめています。
感性を高める
少し大層な言い方になりましたが、要するに
- 上手な人の滑りや演技をたくさん見て
「いいスケート」のイメージを掴んだり - 「自分の好きなスケート」を増やしたり
- 「好き」ポイントをより深く探る
というイメージです。
様々な選手の滑りやプログラムを通じて
「いいスケート」や「自分の好み」
の感覚を養うことは、アーティスティックスポーツを楽しむ上で非常に大切です。
「いいスケート」を学ぶには、
解説ありの試合動画を見るのがお手軽でおすすめです!
上手な人は技術面では共通点が多く、
同時に表現面では「その人のスタイルや個性」が際立ちます。
美術館で作品に触れるように、
上手な人の「いいスケート」に触れ、
「好きなスケート」の特徴や際立つ個性をより細かく見る事で、
見る時の視野と視点も広がります!
何より見るのがもっと楽しくなります!
余談ですが、最近はジェレミー・アボット選手の
2014年SP熱が再燃しています。
美しいスケーティングと、特に最後のステップがたまりません!!
こちら の最後でも紹介しています♪
ルール・採点基準を知る
ざっくりは理解してるけども、細かい部分は案外知らない…
という方も多いのではないでしょうか?
採点競技は
「ルールを制する者が勝つ」
と言っても過言ではありません。
逆にルールから上達のヒントを学ぶこともできますので、
この期間に採点方法と採点基準を学ぶのはおすすめです!
モチベーションを高く保つ
滑れない期間が長く続くと気落ちしたり、
自信やモチベーションが下がることもありますよね。
実際に私まるがモチベーションを高めたり、
自己肯定感と期待感を高めるために実践している方法をいくつか紹介します!
- 目標を刻んで立て、小さな達成感を積み重ねる事で自己肯定感を高める
…トレーニングや体重管理など、努力で達成できるものがおすすめ - 好きな選手の名演技を見て「滑りたい!」気持ちを煽る
- 自分の過去のいい演技を見る事でスケートへのパッションを再燃する
- 次に使いたい曲を探す事で楽しみを作る
自分の機嫌を自分で取れるようになると、メンタルのコントロールがとても楽になります♪
技(テクニック)
\この記事で一番強調したいのはここです/
フィギュアスケートにおける技術について
オフアイスでできる事を紹介する前に、
フィギュアスケートにおける「技術」について考えてみましょう。
この技術、突き詰めると
①体・力の使い方
②足の上の乗る位置のコントロール力
だと私は考えています。
7級のスケーターが久しぶりでも
多回転ジャンプをひょいと跳べるのは、
彼らが技術を持っているが故ですね。
恩師 (数十年前に現役引退) が
「技術はそう簡単には衰えない」
と言って美しいループターンを描いたのが今でも印象に残っています。
…先ほど挙げた ①体・力の使い方。
オフアイスでも磨けそうだと思いませんか?
確かにジャンプやスピンに関しては
氷上でのスピードや遠心力を借りないとできませんが、
それぞれ体の使い方だけなら陸でも再現できます。
(腰・肩のひねりや膝・足首の使い方など)
姿勢やフリーレッグが美しいスケーティングができる人は、
オフアイスでもその姿勢を作れます。
そう…
陸上で再現できない体の使い方は
氷上でできるはずがありませんし、
逆に
陸上で体の使い方を体に覚えさせる事ができれば、
氷上での再現性ははるかに高まります。
それでは本題に入ります!
自分の課題を分析する
あなたは自分の得意・不得意、課題をどれくらい細かく分析できていますか?
なんとなくは自覚している、、という方はもう一歩踏み込んで
「できないこと」をより細かく落とし込んでみましょう!
- 体のどの部位を
- どの状況の時に
- どうできないのか …等
いい姿勢・体の使い方をオフアイスで練習
先に述べたように、
いい姿勢や体の使い方を陸上で定着させる事ができれば、
氷上での再現性ははるかに高まります。
陸コンパルやターンなどのスケーティング動作や
スピンの各姿勢&姿勢変更などはおすすめです!
また、練習する時は以下の事を意識してみてください。
- 体を各部位の使い方
(足首・膝・腰のひねり・肩・顔の位置など) - すぐにその姿勢を取れるように体に覚え込ませる
どの姿勢を目指せばいいか分からない方は、
まずは上手な選手のコピーをおすすめします:)
足裏の感覚を意識する
足の上に乗る位置のコントロールをするためには、
足裏の感覚を意識することが必要不可欠です。
陸上では鍛えづらい足裏、
バランスディスクの使用が個人的にはとてもおすすめです!
体(フィジカル)
高い技術ほど、特にジャンプに関しては、
高い筋力や柔軟性が要求される事が多いです。
また、元々スポーツをあまりしていない方ほど
フィジカルの弱さが足を引っ張っている可能性があるので、
フィジカル強化で氷上での上達の早さも変わってくるはずです!
筋トレ
色々ありますが、以下は文句なしにおすすめです。
体幹トレーニング、スクワット、縄跳び、腹筋・背筋
※ 筋トレはやり方を間違えるとかえって体を痛めてしまったり、
変な癖や筋肉がついてしまう可能性ががるので、
ご注意ください
こちらの記事では体幹トレーニングについて詳しく書いています!
柔軟
肩周り、背中・腰、股関節(前後・左右)、足首など、
可動域を増やすことは自分の可能性を広げるだけでなく、
怪我のリスクも軽減します。
ジェイソンブラウン選手が怪我をした時に、
「体の柔軟性を高めたらもっと可動域が広がりました!」
と言っていたのが衝撃的でした…
人間
ちなみにブリッジができる方は、
背筋トレーニングと背中の柔軟が同時にできるのでおすすめです!
体力づくり
「久しぶりの曲かけでボロボロ…」
という悲惨な状況を少しでも抑えるために、
ランニングなどで心肺機能を高く保つのも忘れずに…
体型・体重管理
体型が露わになるスケートの練習着を着る機会が減ると、
体型への意識が薄れがちです。
いざ氷に乗った時に「体が重い…」
とがっくりしないよう、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意です!
最後に
いかがでしたか?
こうして挙げてみると、
オフアイスだからこそできる事は本当にたくさんありますよね。
むしろ滑れない時こそ、
普段おざなりにしてしまう
インプットや考察にじっくり時間をかけられるのではないでしょうか?
こんな時だからこそ、
オフアイスの時間を楽しく有意義に過ごしていきましょう!:)
今回は私まるのオフアイスの過ごし方を紹介させていただきましたが、
ぜひ皆様のオフアイス活動も教えてください♬
また、Twitterでは
#今日のオフトレ #今日のオフ活
のタグをつけて発信します!
最後まで読んでいただきありがとうございました;)